宝塚市の皆様へ 口腔がんと口臭

今回は喫煙が原因の口腔がんと口臭についてご紹介いたします。

口腔がんの最大のリスクは喫煙
煙草を吸うことで起こる口内トラブルには、口内に癌ができやすくなるというものもあります。
喫煙者は非喫煙者の約7倍も口腔がんが発症しやすく、死亡率も約4倍高いと言われています。煙草を吸われる方はその危険性を十分理解しておかなくてはいけません。ed36849b27d876503e7acbdba9729bd7_s
口腔がんは40~60歳代が最も発症しやすく、高齢になるほど発症率は高くなります。男性の喫煙者が多いことと比例して、口腔がんは女性よりも男性のほうが発症する可能性が高いです。
ですが、がん全体で比べると口腔がんの患者数は少なく知名度も低いので、見過ごされがちです。
口腔がんは早期に発見、治療をすれば比較的予後も良好ながんなので、定期的に自分の口内をチェックしたり口腔がんの症状を知っておき、少しでも気になることがあれば医療機関に受診をするようにしましょう。
口腔がんの一番の原因は喫煙ですが、それ以外にも口内へ刺激を与えるようなもの(飲酒や熱い食べ物や飲み物)を習慣的にとるなどすると、細胞ががん化することもあります。
また合わない入れ歯や詰め物の取れた歯やむし歯を放置することも、一カ所に刺激を与え続けたことになり、口腔がんを作ってしまう原因になります。

煙草は口臭を悪化させる原因
煙草を吸うことで口臭が悪化する確率は高くなると言われています。ですが火をつける前の煙草を嗅いでみても臭いとはあまり感じませんね。
どうして煙草自体は臭くないのに煙草を吸った後の口はにおうのかと言いますと、煙草の煙に含まれる有害物質であるタールとニコチンが原因です。
タールはそれ自体が独特のにおいを発しているので、これが舌や歯、歯垢、歯石などに付着すると、口内にもタールのにおいが残り、口臭の原因になると考えられています。
ニコチンの作用として血管の収縮や血圧上昇が引き起こされ、それにより口腔内の血液循環機能が低下して唾液の分泌が抑制されるので、唾液の分泌が減って口腔内に菌が繁殖しやすくなり、結果悪臭が発生してしまうのです。
また一酸化炭素にも体内の酸素濃度を低下させる働きがあるので、口腔内の酸素濃度が低下することでドライマウスの原因を作り口臭を引き起こしてしまいます。

口臭を悪化させる原因として他にも利尿作用のある飲み物(コーヒー、紅茶)や糖質の多い飲み物は、体内の水分量を減らしたり口腔内に残るタールの量を増加させる恐れがあります。

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